近年の産業廃棄物処理業界の動向

 

株式会社 AQUA LEAF 滋賀県産業廃棄物収集運搬処理アクアリーフ

 

  従来の産業廃棄物の処理は、埋めよ・燃やせよと「ゴミ」として扱われてきた傾向がありました。今日、ダイオキシン、オゾン層破壊、地下水・土壌汚染問題等、地球環境への配慮が講じられるようになり、ゼロエミッションを目指し、廃棄物の有効利用・再資源化に取り組むようになってきています。
  金属はもとより、木くず・紙くず・廃プラスチック類・動植物性残渣等分別する事により、再度原料として使用する時代へと変わってもいます。
  なかでも、有機汚泥を、堆肥から畜産の飼料へと取り組む試みは、廃棄物処理の付加価値を高めるものとして注目されます。
  現状、食品工業の排水において、活性汚泥などで処理した有害金属を含まない有機汚泥は、土壌改良剤・有機肥料として利用されていたり、有機汚泥におがくずやもみ殻を混合して、好気性菌による発酵で堆肥を作ることもされています。ですが、堆肥にはそれに要する、原料原価・流通機構・季節変動・需要価格等課題が残ります。
  近年、上記生物学的処理法で処理した有機汚泥を加熱・天日・減圧・凍結による乾燥法や、加熱・加圧処理により粉状に加工し、飼料・飼料原料とする方法が解決策として考慮されております。
そうする事で、より高度な資源の有用活用として、安定的に多量消費されるリサイクル効果が期待できるのです。


株式会社 AQUA LEAF 滋賀県産業廃棄物収集運搬処理アクアリーフ